古都奈良のシンボルともいえる興福寺の五重塔(国宝)は、天平2年(730)、光明皇后の発願で創建された。 現存の塔は、応永33年(1426)ごろの再建。高さ50.1メートルで、木造の塔としては京都の東寺(とうじ)の五重塔に次いで、日本で2番目に高い塔である。 内部には、薬師三尊像、釈迦三尊像、阿弥陀三尊像、弥勒三尊像が安置されているが、通常は公開されていない。
所在地:奈良県奈良市登大路町48
興福寺 五重塔(国宝) 2010年10月14日撮影 奈良市