奈良県の中央に位置し、総面積の約97%を林野が占める森の村。
吉野山地の美しい山々に囲まれ、清らかな水が流れる好立地を生かし、大自然と思う存分触れ合える「森」をテーマとした山里型リゾート施設や多目的ホールを整備するなど、近年、観光に力を注いでいる。
旧役場庁舎は、モダンな明治洋風建造物で、昭和54年に県指定文化財となった。
これは、明治43年に吉野材木黒滝郷同業組合事務所として建てられたもので、大正2年に黒滝村に移管、昭和53年まで役場庁舎として利用されてきた。
現在地への移築は平成7年。2階が吉野林業に関する資料を集めた「村民俗資料館」として活用されている。
所在地:奈良県吉野郡黒滝村