※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

久米寺(くめでら)

概要

奈良県橿原市久米町にある真言宗御室派の別格本山。仁和寺(にんなじ)別院。霊禅山東塔院と号する。本尊は薬師如来。
来目皇子(くめのみこ)が眼病を患った際、兄の聖徳太子の勧めにより、この地で薬師如来に祈ったところ、たちまち治癒したため、自らを来目(くめ)の皇子と称し、寺をつくったのに始まると伝わる。 あるいは、吉野で修行して神通力を得た久米仙人が創建したという久米仙人伝説なども残るが、いずれも定かではない。
境内には、京都の仁和寺から移建された多宝塔(重要文化財)や久米仙人像がある。アジサイの名所としても知られ、6月初旬~7月初旬にはアジサイ園が開園され、観光客でにぎわう。
6月の第3日曜日にはアジサイ祈願が行われる。

参考

所在地:奈良県橿原市久米町502
拝観時間:9時00分~17時00分

※コンテンツの著作権は、原則として奈良県に属します。当サイト上の文章・写真等の無断使用・転載、二次利用を禁止します。
Copyright (C) Nara Prefecture All Rights Reserved.