※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

国栖奏(くずそう)

概要

毎年旧正月の14日に、浄見原(きよみはら)神社で行われる伝統行事で、奈良県の無形民俗文化財に指定されている。
応神天皇が吉野の宮に行幸された際、醴酒(こざけ)、土毛(どもう)を捧げて歌を奏し天皇をお慰めしたという故事にちなむ。壬申の乱の挙兵前に大海人皇子をかくまった際にも奉納したとされ、代々受け継がれてきた。
当日は、早朝から精進潔斎をした男性(舞翁2人、笛翁4人、鼓翁1人、謡翁5人)が舞殿に上がり、笛や鼓の奏楽に合わせて、鈴と榊(さかき)を持った舞翁が舞いを奉納する。

参考

所在地:奈良県吉野町南国栖浄見原神社
開催日時:毎年旧正月14日 13時00分~

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