※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

旧大乗院庭園(きゅうだいじょういんていえん)

概要

奈良ホテルの南側に隣接する日本庭園で、国の名勝。
大乗院は寛治元年(1087)、興福寺の門跡寺院として現在の奈良県庁の位置に創建されたが、治承4年(1180)の南都焼き討ちにより焼失。現在地に移された後、室町時代の火災で焼失し、門跡の尋尊(じんそん)によって復興され、寛政6年(1465)からは銀閣寺庭園を造った善阿弥による作庭が始まる。それ以降、明治初頭の廃仏棄釈のころまで南都随一の名園と称えられていたという。
平成7年(1995)からは奈良文化財研究所による発掘調査の成果をもとに、江戸時代末期の門跡・隆温が描いた「大乗院四季真景図」も参照して復元工事が行われ、平成22年(2010)4月3日から一般公開が始まった。

参考

所在地:奈良県奈良市高畑町1083-1
開園時間:9時00分~17時00分
休園日:月曜、祝日の翌平日

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