※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

吉田寺(きちでんじ)

概要

生駒郡斑鳩町に位置し、山号を清水山と号する浄土宗の寺院。創始は天智天皇の勅願による間人皇女(はしひとのひめみこ)の陵寺で、永延元年(987)に天台僧恵心僧都源信(えしんそうずげんしん)が創建したと伝えられる。
また恵心僧都が母の臨終の際、除魔の祈願をした衣服を着せたところ、なんの苦しみもなく往生を遂げたことから、別名を「ぽっくり寺」として親しまれる。
本尊の丈六木造阿弥陀如来坐像(高さ5.1メートル、重要文化財)は奈良県最大。室町時代(1463年)創建の多宝塔(重要文化財)は、1辺3メートル余りの小塔で、内部には大日如来像が安置されている。普段は秘仏だが、9月1、2日と11月1~3日の5日間のみ特別公開される。

参考

所在地:奈良県生駒郡斑鳩町小吉田1-1-23
拝観時間:9時00分~16時00分※祈祷(きとう)の受け付けは15時00分まで

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