※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

門僕神社 曽爾の獅子舞(かどふさじんじゃ そにのししまい)

概要

曽爾の獅子舞は300年近い歴史を有する伝統芸能で、村の安泰と五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願い、門僕神社の秋の例祭で奉納される。
「神前の舞」「悪魔払」「参神楽」「獅子踊り」、全国的にも珍しい肩の上に獅子が乗った「接ぎ獅子」など一連の獅子舞は、長野・今井・伊賀見の三大字の青年らによって、第二次大戦中も絶えることなく今日まで連綿と継承されてきた。その種類の豊富さと芸能の質の高さが評価され、昭和54年「奈良県無形民俗文化財」に指定されている。
秋の例祭では、神前に人身御供の名残と言われている「すこ」という供物が供えられる。これは、もちと柿をサトイモの茎で交互に刺し、その頂上にケイトウの花を飾ったもので、乙女の姿を形取ったものとされる。

参考

所在地:奈良県宇陀郡曽爾村今井733
開催日時:毎年体育の日の前日の日曜日8時00分から門僕神社にて

※コンテンツの著作権は、原則として奈良県に属します。当サイト上の文章・写真等の無断使用・転載、二次利用を禁止します。
Copyright (C) Nara Prefecture All Rights Reserved.