春日大社二之鳥居を過ぎ、本社回廊の手前に建つ。創建は延喜16年(916)。 3月13日の春日祭の折に、勅使が着到の儀式を行う場所である。 かつて天皇行幸の際には、行在所(あんざいしょ)としても使われた。 参道に面した南側が正面となるが、東側を入り母屋のふき下とし、そこから出入りしている。 重要文化財に指定されている。
所在地:奈良県奈良市春日野町160 外からの拝観自由
春日大社 着到殿(重要文化財) 2010年10月14日撮影 奈良市