※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

海龍王寺(かいりゅうおうじ)

概要

天平時代に光明皇后により創建され、皇后の宮の隅にあったことから、「隅寺(すみでら)、隅院」とも呼ばれていた。唐から五千巻の経典を持ち帰った僧・玄昉(げんぼう)が初代の住持となり、写経が行われた。
玄昉が唐から帰国する際、激しい嵐に見舞われたが、海龍王経を唱えて無事に帰国したので海龍王寺と名付けられた。
西金堂に納められている高さ4メートルの五重小塔は、奈良時代の作で国宝。重要文化財の本尊十一面観音は、多数の装飾品をまとう華麗な姿で知られる。

参考

所在地:奈良県奈良市法華寺町897
拝観時間:9時00分~16時30分
(8月12日~17日、12月24日~12月31日は拝観不可)

※コンテンツの著作権は、原則として奈良県に属します。当サイト上の文章・写真等の無断使用・転載、二次利用を禁止します。
Copyright (C) Nara Prefecture All Rights Reserved.