岡松家は、江戸時代に宇智郡野原村の代官を務めた。広大な屋敷には、かつては松の馬場があったという。主屋は桃山時代の建築物だったが、火事により焼失した。 奈良県指定文化財に指定されている長屋門は江戸時代前期の様式で、県道に面してぐるりと広大な屋敷を囲み、江戸時代の面影がしのばれる。現在も住居として使われているため、内部は非公開。
所在地:奈良県五條市野原西4丁目 外観は見学可能
岡松家長屋門 2011年1月12日撮影 五條市