毎年9月23日、大和神社で五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈る秋の大祭が開催され、天理市の無形民俗文化財に指定されている「紅しで踊り」が奉納される。
この踊りは、江戸時代、干ばつに苦しむ農民が大和神社に雨乞いをしたところ、願いがかなって豊作となり、その感謝の気持ちを踊りで奉納したことが始まりとされる。
大正時代には一時途絶えたが、昭和30年代に地元住民が女性の踊る「紅しで踊り」として復活させ、近年では地元の園児も参加するようになった。
所在地:奈良県天理市新泉町306
開催日時:毎年9月23日
・秋の大祭 10時30分~
・紅しで踊り 13時30分~