※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

大和神社(おおやまとじんじゃ)

概要

祭神は、日本大国魂大神(やまとおおくにたまのおおかみ)、八千戈大神(やちほこのおおかみ)、御年大神(みとしのおおかみ)。
神社の伝えによると、2,000余年前、日本大国魂神は天照大神とともに宮中に祭られていた。しかし、崇神天皇6年、天皇が二神の神威の強さをおそれ、皇女・豊鋤入姫命(とよすきいりびめのみこと)に命じて、天照大神を宮中から笠縫邑(かさぬいのむら)に移された。このとき、皇女・渟名城入姫(ぬなきいりひめ)に命じて、日本大国魂神を市磯邑(いちしのむら/大和郷)に移されたのが大和神社の創建であるとされている。
奈良時代には、遣唐使や使臣が交通安全祈願に参詣した。また、第二次世界大戦中は「戦艦大和」の守護神とされた。
戦艦大和は、昭和20年(1945)に沖縄沖で沈没し、その英霊が境内の祖霊社に合祀(ごうし)されている。

参考

所在地:奈良県天理市新泉町306
拝観時間:境内拝観自由

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