※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

大神神社(おおみわじんじゃ)

概要

国内最古とされる神社。
大物主神(おおものぬしのかみ)が祭られている三輪山そのものをご神体としているため本殿がなく、拝殿の奥の三ツ鳥居を通して三輪山を拝む、原始信仰の姿をとどめている。
三輪山は標高467メートルの円すい形の美しい山で、古来、神の宿る地とされ、立ち入りや草木の伐採が禁じられてきた。
国づくりの神、また稲作、酒造り、病気平癒などの神として今も人々から信仰を集める。
三輪山周辺には10の摂社、28の末社があり、毎年1月1日には、そのうち18の摂末社でご神火をともして回る繞道祭(にょうどうさい)が行われる。
拝殿は寛文4年(1664)に徳川4代将軍家綱が再建したもので、重要文化財。また、明治16年(1883)建て替えの三ツ鳥居も、一般的な明神型鳥居の両脇に小型の鳥居を組み合わせた古来の特色を持つもので、重要文化財に指定されている。

参考

所在地:奈良県桜井市三輪
拝観時間:境内拝観自由(授与所は9時00分~17時00分)

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