※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

大塚陵墓参考地(新山古墳)(おおつかりょうぼさんこうち/しんやまこふん)

概要

古墳時代前期の前方後方墳で、周辺の馬見古墳群の中で最も早く造られたと考えられている。
全長約126メートル、後方部の幅約67メートル、前方部の幅約66メートルで、明治18年(1885)、後方部の竪穴式石室から鏡34面や車輪石、鍬形石(くわがたいし)、金銅製帯金具などが発掘された。
鏡のうち9面は三角縁神獣鏡、3面は直弧文鏡だった。金銅製帯金具は中国の晋の時代のものとよく似ている。
古墳は宮内庁によって大塚陵墓参考地に指定されている。

参考

所在地:奈良県北葛城郡広陵町大塚

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