※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

大川遺跡(おおこいせき)

概要

名張川の川岸から発見された、縄文時代早期~晩期の集落遺跡。
縄文時代早期の竪穴式住居跡や集石炉などが発掘された。
集石炉では、石を焼いて調理に使ったと考えられている。
底がとがった深い鉢のような形で、彫刻した棒をつかって表面に模様を付けた「押型文土器」など、土器も多数発掘されている。
大川遺跡から発掘された、口が大きく開き、いろいろな文様が付けられた「大川式土器」は、最も早い段階の押型文土器の標準資料になっている。出土した遺物は、山添村歴史民俗資料館に展示されている。
周辺は「カントリーパーク大川」という村営の公園になっている。

参考

所在地:奈良県山辺郡山添村中峰山
見学自由

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