※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

榮山寺(えいさんじ)

概要

奈良県五條市にある真言宗豊山派の寺院。
養老3年(719)、藤原不比等の長子、藤原武智麻呂(むちまろ)が創建した。山号は学晶山(がくしょうさん)、本尊は薬師如来坐像(室町時代、重要文化財)である。
国宝の八角円堂は、武智麻呂の没後、天平宝字年間(757~765年)に、次男の仲麻呂が父母供養のために建立したといわれている。
また、釣り鐘は延暦17年(917)の銘文があり、この銘は菅原道真の選で、小野道風(おののとうふう)の書といわれ、京都市の神護寺、京都府宇治市の平等院の鐘と合わせ、「三絶の鐘」として知られている。

参考

所在地:奈良県五條市小島町503
拝観時間:9時00分~16時30分

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