※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

畝火山口神社(うねびやまぐちじんじゃ)

概要

畝傍山西ろくにある
新抄格勅符抄(しんしょうきゃくちょくふしょう)に「平城天皇大同元年(806)神封一戸を寄せられた」とあることから、大同以前の創建とされる。延喜式神名帳(927年)には式内大社として記されている。
祭神は、気長足姫命(おきながたらしひめのみこと)、豊受比売命(とようけひめのみこと)、表筒男命(うわつつのおのみこと)。
昭和15年(1940)、それまで畝傍山頂にあった社殿は、ふもとの橿原神宮や神武天皇陵を見下ろすことになり神威を汚すとされ、当局の命令により現在地に移された。当時は皇国史観全盛の時代だった。
神社は今も安産の守り神として信仰を集め、7月28、29日には夏祭り「でんそそ祭」が行われる。

参考

所在地:奈良県橿原市大谷町
拝観時間:境内拝観自由

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