※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

宇太水分神社(うだみくまりじんじゃ)

概要

崇神天皇によって建立されたと伝えられ、水の守り神として信仰を集めている。延喜式(927年)によると、吉野水分神社、都祁水分神社、葛木水分神社と並んで大和水分四社のうちの一つ。
本殿の棟木に元応2年(1320)の銘があり、鎌倉時代末期の隅木入春日造(すみきいりかすがづくり)の建築物として国宝に指定されている。平成14年(2002)に行われた保存修理で、本殿に室町時代に描かれた極彩色の絵が残っているのが発見され、同16年(2004)に鮮やかな彩色が復元された。
10月第3日曜の例大祭では、惣社水分神社の女神が神輿(みこし)に乗って夫の男神に会いに来るお渡りが行われる。

参考

所在地:奈良県宇陀市菟田野古市場245
拝観時間:境内拝観自由

※コンテンツの著作権は、原則として奈良県に属します。当サイト上の文章・写真等の無断使用・転載、二次利用を禁止します。
Copyright (C) Nara Prefecture All Rights Reserved.