※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

一刀彫(いっとうぼり)

概要

毎年12月に奈良市で行われる春日若宮おん祭で、田楽法師の花笠を飾る高砂人形が起源とされる。
別名、奈良人形とも言われ、能楽、舞楽、鹿、十二支、ひな人形、五月人形などを題材とした作品が数多く作られている。
一刀彫と言っても、1本ののみで彫り上げるのではない。
大きなのみあとが作り出す簡潔な造形の人形に、金箔(きんぱく)や岩絵具などで華やかに彩色を施しているのが特徴である。

参考

※写真は、一刀彫工房大林杜壽園(奈良県奈良市南半田東町13)で撮影

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