※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

石上神宮 ふるまつり(いそのかみじんぐう ふるまつり)

概要

石上神宮最大の祭典で、正式には「例祭」と呼ぶ。また、市内の田町(旧田村)のお旅所までの渡御となるので「田村渡り」ともいう。平安時代後期の永保元年(1081)、白河天皇が走馬十列を奉納した故事が始まりとされる。
毎年10月15日、拝殿での神事の後、御霊代(みたましろ)を奉安した鳳輦(ほうれん)や馬に乗った甲冑(かっちゅう)武者らに、神宝などを奉持した氏子がお供して、田町(たちょう)の厳島神社の一角にあるお旅所まで約4キロを練り歩く。華麗な時代行列は、数百メートルにもおよぶ大行列となる。お旅所で鳳輦を前にして祭典が斎行されたのち、再び行列を組んで石上神宮に還御する。

参考

所在地:奈良県天理市布留町384
開催日時:毎年10月15日 10時30分~

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