※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

石舞台古墳(いしぶたいこふん)

概要

奈良県高市郡明日香村島庄にある古墳時代後期の古墳で、日本最大の方墳。墳丘の盛り土が残っておらず、巨大な両袖式の横穴式石室が露呈している。
古墳は30数個の巨石で作られ、その総重量は2300トンに達するといわれる。また天井石の上面が平らなことから「石舞台」と呼ばれていた。
昭和8年(1933)からの発掘調査で、方形の墳丘、掘、外堀の存在が判明、6世紀代の小古墳を壊して築造されていたことが確認されており、築造は7世紀初めごろと推定される。
被葬者は不明であるが、7世紀の権力者である蘇我馬子の墓ではないかといわれている。
昭和27年(1952)、国特別史跡に指定。

参考

所在地:奈良県高市郡明日香村島庄
開場時間:8時30分~17時00分(最終入場は16時45分)

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