※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

石塚遺跡(いしづかいせき)

概要

車坂峠にある直径約30メートル、高さ7メートルの塚。
握り拳大から人の頭の大きさぐらいまでの石を積み上げている。
同所で見つかった五輪塔の地輪の銘文から、鎌倉時代後期、付近には寺院などが立ち並んでいたとされる。
この五輪塔の一部をもとに復元した五輪塔が、石塚の脇に建っている。
石を積んだ目的については、かつて大峯山に向かう修験者が、修行の一つとして出身地の石を持ち寄って積み上げたとする伝承が残っている。
平成2年(1990)、信仰遺跡として大淀町指定文化財になった。

参考

所在地:奈良県吉野郡大淀町下渕・桧垣本
見学自由

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