斉明朝、天武朝、藤原宮の3つの時代の遺跡が重なり合った複合遺跡。南側の飛鳥水落遺跡と関連している。 斉明天皇の時代には、整然と並んだ建物群や石敷きの広場、水落遺跡にあった水時計なども含めた迎賓館のような場所だったと考えられている。 明治時代に石人像(せきじんぞう)や須弥山石(しゅみせんせき)が出土。また、平成15年(2003)に出土した7世紀後半の木簡に、万葉集の歌が万葉仮名で書かれていた。
所在地:奈良県高市郡明日香村飛鳥
石神遺跡 2010年9月25日撮影 高市郡明日香村