※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

伊射奈岐神社(いざなぎじんじゃ)

概要

崇神天皇が伊弉諾尊(いざなぎのみこと)を祭ったのが始まりと伝えられ、伊弉冉尊(いざなみのみこと)のほか、現在は菅原道真も共に祭られ、「柳本天神」とも呼ばれる。
日本三代実録(901年)には、伊射奈岐神社について「貞観元年(859)年正月二十七日従五位下から従五位上に叙せられ…」の記載がある。
かつては300メートルほど東の台地にあったが、江戸時代の初めに現在の地に移された。
境内には古墳時代前期に造られた全長103メートルの前方後円墳、大和天神山古墳があり、古墳からは23面の鏡や大量の水銀朱が発掘された。
国道169号を隔てた東に崇神天皇陵(行燈山古墳)があり、天神山古墳はその陪塚(ばいちょう)と考えられている。
周辺の古墳群は「柳本古墳群」と呼ばれる。

参考

所在地:奈良県天理市柳本町1899
拝観時間:境内拝観自由

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