※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

安楽寺(あんらくじ)

概要

飛鳥時代にこの地にあった葛城寺の跡に建った寺院。建立時期など詳しいことは分かっていない。
本堂から少し離れた場所に、一見、お堂のように見える塔婆(仏塔、重要文化財)がある。これは、三重塔の初層だけを残して改築されたもので、屋根の上には宝珠が揚げられている。柱に残っている記述によると、鎌倉時代の正嘉2年(1258)、すでに二重になっていたものがさらに初層だけに改築された。
境内では6月末、100本余りの沙羅(ナツツバキ)の花が咲く。

参考

所在地:奈良県御所市稲宿1080
拝観時間:境内拝観自由、本堂内と塔婆内の拝観は事前予約が必要

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