※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

甘樫丘(あまかしのおか)

概要

飛鳥古京の史跡が点在する明日香村内や、橿原市の大和三山を見渡せる標高148メートルの丘。万葉集などにある「甘樫丘」とされる。
日本書紀の皇極天皇3年11月に、蘇我蝦夷、入鹿の父子が家を「丘」に並べ建て、蝦夷の家を上の宮門(みかど)、入鹿の家を谷(はざま)の宮門と呼んだとあり、甘樫丘の周辺で見つかっている遺跡との関連が注目されている。
丘陵一帯は国営飛鳥歴史公園甘樫丘地区として散策道や展望台が整備されており、万葉集、古事記、日本書紀に詠まれた40種類の植物も植えられている。

参考

所在地:奈良県高市郡明日香村豊浦、川原

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