※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

安倍文殊院(あべもんじゅいん)

概要

華厳宗の寺院で、山号は安倍山。孝徳天皇の勅願により、大化改新時に左大臣となった阿部倉梯麻呂(あべのくらはしまろ/安倍とも記す)が開基。本尊は、騎獅文殊菩薩像(重要文化財)。
京都・天橋立の切戸文殊、山形の亀岡文殊とともに日本三文殊の一つ。「安倍の文殊さん」として親しまれ、受験生が合格祈願に多数訪れる。
平安時代の陰陽師、安倍晴明の出生の寺としても知られ、「あまのはら ふりさけみれば…」の阿部仲麻呂(あべのなかまろ/安倍とも記す)など安倍一族ゆかりの寺である。
2010年は、本尊の文殊菩薩が鎌倉時代に仏師・快慶によって造立されて以来、800余年目にして初めて修理を行った。これに伴い、「巨大な獅子から降りられた文殊菩薩」として公開された。

参考

所在地:奈良県桜井市阿部645
拝観時間:境内拝観自由
本堂は9時00分~17時00分、拝観料大人700円・子供500円(菓子・抹茶付き)

※コンテンツの著作権は、原則として奈良県に属します。当サイト上の文章・写真等の無断使用・転載、二次利用を禁止します。
Copyright (C) Nara Prefecture All Rights Reserved.