※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

安倍寺跡(あべでらあと)

概要

安倍寺(別名、崇敬寺)は、大化の改新のときに左大臣として登用された阿部倉梯麻呂(あべのくらはしまろ/阿部内麻呂(あべのうちまろ)/安倍とも記す)の氏寺として、大化元年(645)に建立された。
鎌倉時代に火災で焼失し、その後、移され安倍文殊院となっている。
安倍寺跡は、昭和42年(1967)の発掘調査で、金堂・講堂・塔・中門・回廊などの建物跡が確認され、法隆寺式伽藍(がらん)配置による大寺院として栄えていたと考えられている。
現在は、盛り土によって建物跡の基壇が復元され、国指定の史跡公園として保存されている。

参考

所在地:奈良県桜井市安倍木材団地1-86

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