月ヶ瀬梅林、広橋梅林とともに奈良三大梅林の一つ。毎年2月下旬から3月中旬にかけ、山間の丘陵地に紅白約2万本の梅が咲く。 南北朝時代に都を追われた公家らが梅の歌を詠んでいることから、その当時からこの地に梅の花が咲いていたことがうかがえる。 また、明治10年(1877)ごろから、果実の収穫を目的として栽培が始まり、大正12年(1923)、東宮殿下のご成婚を記念して5,000本の苗が植えられて以降、増殖されて梅の名所となった。
所在地:奈良県五條市西吉野町北曽木 見学自由
賀名生梅林 2011年3月18日撮影 五條市