※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

賀名生の里歴史民俗資料館(あのうのさとれきしみんぞくしりょうかん)

概要

近くの賀名生皇居跡と伝えられる堀家住宅(重要文化財)に残る南朝ゆかりの歴史資料や、五條市西吉野町(旧西吉野村)の暮らしを知る生活道具、農林業の道具などの民俗資料を展示する。
南朝ゆかりの品では、後醍醐天皇から下賜された「駅鈴」や同天皇が使ったとされる「天目台」などがある。このほか、堀家住宅に伝わる日本最古とされる「日の丸」の旗や天誅組の資料もある。
資料館に併設された研修施設「伝承館」では、歴史講座などが開かれ、文化教育の拠点となっている。
この辺りは、古くは「穴生(あなふ)」と呼ばれたが、この地に皇居を構えた南朝の後村上天皇が、願いかなって京都に戻られたことから、自ら「加名生(かなう)」と改めたと伝えられる。これが「賀名生」の名の由来とされ、施設の名称に使われた。

参考

所在地:奈良県五條市西吉野町和田27-1
開館時間:9時00分~17時00分(休館は月曜と祝日の翌日、年末年始)

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