※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

飛鳥京跡苑池(あすかきょうあとえんち)

概要

飛鳥川右岸にあり、伝飛鳥板蓋宮跡(でんあすかいたぶきのみやあと)の北西に隣接した宮廷庭園の遺構。
平成10~13年(1998~2001)の発掘調査で、南北約270メートル以上、東西約120メートルの範囲に、飛鳥時代の石組み護岸を持つ2つの池と、その間の幅約5メートルの渡堤、北へ伸びる水路などが検出された。
出土した遺物から、7世紀中葉に造営され、7世紀後葉に一部が改修されて9世紀まで管理維持されていたことが分かっている。
平成15年(2003)、国の史跡・名勝に指定された。

参考

所在地:奈良県高市郡明日香村岡

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