※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

飽波神社なもで踊り(あくなみじんじゃなもでおどり)

概要

なもで踊りは、中世・室町時代ごろに流行した風流踊りの流れを引く太鼓踊りの一つ。
雨ごいを目的に、江戸時代前期ごろから奈良盆地の各地で踊られた。
人々の娯楽でもあったが、明治20~30年代に廃れてしまった。
安堵町では、飽波神社から、なもで踊りの太鼓やうちわ、かつら、衣装などが見つかり、奈良県の有形民俗文化財に指定された。江戸時代の安堵のなもで踊りを描いた絵馬も残っている。
町商工会が中心となり、平成7年(1995)、約100年ぶりに踊りを復活させ、以後、毎年10月、神社前で披露している。

参考

所在地:奈良県生駒郡安堵町東安堵1379 飽波神社
開催日時:毎年10月の第4土曜日16時30分~

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