「東洋のミューズ」とたたえられる伎芸天(ぎげいてん)立像(重要文化財)が名高い。 平城京の西にあり、奈良時代に光仁天皇の勅願により創建された。かつては東西の塔が建つ大寺であったが、平安時代の終わりに戦火に遭い、講堂を除いて焼失した。現在の金堂(国宝)は、鎌倉時代に講堂を改修したものと伝えられている。 伎芸天は技術・芸術を守護すると言われ、頭部が天平時代の作で、からだは鎌倉時代の作。
所在地:奈良県奈良市秋篠町757 拝観時間:9時30分~16時30分
秋篠寺 2010年10月3日撮影 奈良市