※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

赤土山古墳(あかつちやまこふん)

概要

東大寺山古墳群の中の主要古墳の一つで、古墳時代前期(4世紀末~5世紀初頭)に築造された前方後円墳。
昭和62年(1987)から平成19年(2007)まで、天理市教育委員会によって行われた発掘調査により、後円部先端に造り出しを有する、極めて特異な前方後円墳であることが明らかになった。
古墳外表には全面にわたって葺石(ふきいし)が施され、段築構造で、現存する墳丘の全長は106.5メートルである。
出土遺物には、副葬されていた石製品や埴輪(はにわ)がある。
平成4年(1992)12月15日、国史跡に指定された。

参考

所在地:奈良県天理市櫟本町

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