『生きた化石摩訶ふしぎ図鑑』

作成者

北村雄一 絵と文

出版者

保育社

刊年

2017.7

 「生きた化石」と問われたら「シーラカンス」や「ハイギョ」などの名前が思い浮かぶ。 身近なところでは、デパートの壁の中の「アンモナイト」もそうである。本書は「生きもの摩訶ふしぎ図鑑」シリーズの1冊である。
  著者である北村雄一氏は生きた化石「イラストライター」として紹介されているが、サイエンスライターとして2009年に『ダーウィン『種の起源』を読む』(化学同人社)で科学ジャーナリスト賞大賞2009を受賞されている。
 「生きた化石」とは何百万年、何千万年も姿を変えていない生きもののことで、ダーウィンが1859年に『種の起源』により使われている。本書には、生きた化石年代表が掲載され、それぞれの年代に現れた生きものについて特長や歴史がイラスト入りで紹介され興味深く読むことができる。
 「生きもの摩訶ふしぎ図鑑」シリーズは本書以外に、『巨大生物摩訶ふしぎ図鑑』や『暗闇の生きもの摩訶ふしぎ図鑑』など12巻あり、どの本も楽しく読むことができ、生きものについて何倍にも楽しんで学ぶことができるシリーズである。