猿沢池に関して、以下の点について知りたい。 1.七不思議の意味 2.どこから水を引いているのか

1. 七不思議とは、「澄まず、濁らず、出ず、入らず、魚七分に水三分、蛙はわかず、藻が生えず」というものですが、「魚七分に水三分」の正解な意味はわかりませんでした。しかし、毎年放生会で多くの魚が放されることから、このような言い方がなされたのではないかといわれています。
2. 旧、水谷川 (『奈良市史 自然編』)
 
◆出典・参考資料
奈良県の民話』 日本児童文学者協会編 偕成社 (388.165-14)

「斑鳩」の漢字が使われるようになった由来などについての資料がほしい。池田末則氏の文献などでよい資料はないか。 〔調査済資料〕 『角川日本地名大辞典 奈良県』 『平凡社日本歴史地名大系 30 奈良県の地名』 『斑鳩町史』

「斑鳩」の地名は、イカルという鳥が沢山住んでいたからだとされていますが、イカルが何故「斑鳩」と書かれ、地名でもその漢字が用いられたかということは良く分かりません。
池田末則氏は、
「斑はワカツ、イカツ、鳩はキュウと読む。イカルガの音に近い。こうした地名用字は相当なエリートの知恵で考えた地名だと思われる。」(『地名風土記 : 伝承文化の足跡』)、また、「『記』『紀』には…『山門』を『陽明門』と嘉名化したように、佳名・表意・近似音表記の事例は少なくない」(『地名伝承論 : 大和古代地名辞典』 )
と述べています。 
なお、『奈良県史 14 地名』p.445~446にも、池田末則氏による詳しい解説が載っておりますのでご覧ください。(そこでは、イカルガのガは助詞ではないかと述べられています)
 
◆出典・参考資料

奈良県内の建築、土木関係の企業名簿をみたい。また、市販されているものはあるか。

商工名鑑 』 奈良商工会議所 (670.35-3-37)・・・・非売品 
奈良県年鑑 2004』 奈良新聞社 (216.5-10-56)・・・・市販されていますが、平成15年7~8月に実施した調査で回答を得られた事業所および昨年のデータに変更のない事業所を収録対象としています。