著者は、志賀直哉に師事した女性作家。 家族と死に別れ、ひとりで生きると決めた主人公の日々を描く。実話を元にした私小説的作品。 志賀直哉の家の売却に絡むトラブルなどにも立ち向かっていく。
ゆかりの場所:奈良女子高等師範学校(現奈良女子大学)、高畑町、志賀直哉旧居 発表年:昭和13年(1938) 著者:池田小菊
奈良女子大学正門 2011年3月16日撮影 奈良市