約30年にわたり書き続けられた未完の巨編。幕末の日本を舞台に、さまざまな人々が入り乱れる群像劇。 初期の主人公、武士・机龍之介は、宝蔵院流の槍術(そうじゅつ)を伝える人物を訪ね、奈良県の三輪を訪れる。 また、天誅組に参加し、十津川村へと敗走する。
ゆかりの場所:大神神社、十津川村 発表年:大正2年~昭和16年(1913~1941) 著者:中里介山
大神神社 高さ32メートルの大鳥居 2010年10月24日撮影 桜井市