非業の死を遂げた大津皇子の姿を幻に見た藤原南家の郎女(中将姫)は、その姿を曼荼羅(まんだら)に織り上げ、さまよう魂を鎮めて自らも浄土に旅立つ。
ゆかりの場所:當麻寺、二上山 発表年:昭和14年(1939) 著者:折口信夫
當麻寺 2010年5月14日撮影 葛城市