※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

奈良にゆかりの映画「羅生門」(ならにゆかりのえいが「らしょうもん」)

概要

日本映画として初めて国際的に高く評価された、黒澤明監督の出世作。 第12回ヴェネチア映画祭でグランプリを、第24回アカデミー賞で名誉賞(外国語映画賞)を受賞している。
原作は、芥川龍之介の短編小説「藪の中」。
時は平安時代、ある殺人事件をめぐる物語である。 捕らえられた盗賊(三船敏郎)、殺された侍の妻(京マチ子)、巫女(みこ)によって呼び出された死んだ侍の霊、事件の目撃者たち、それぞれの証言は次々に食い違い、真相は次第にやぶの中へと包まれていく…。
樹齢数百年を超える巨樹が生い茂る春日奥山、春日山原始林でロケが行われた。
神聖な森の映像が効果的に取り入れられている。

参考

ゆかりの場所またはロケ地:春日奥山
製作年または公開年:昭和25年(1950)製作・公開
製作会社/配給会社:大映
監督:黒澤明
出演:三船敏郎、京マチ子、千秋実、森雅之、志村喬、ほか

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