※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

奈良にゆかりの映画「沙羅双樹」(ならにゆかりのえいが「しゃらそうじゅ」

概要

奈良町で代々墨作りを受け継いできた麻生家は、旧家に暮らす4人家族だった。しかし、ある夏の暑い地蔵盆の日、双子の兄がまるで神隠しにあったかのように、こつぜんと姿を消してしまう。
それから5年後の夏、17歳になった弟の俊は、高校の美術部に所属し、行方不明のままの兄への思いを抱きながら絵を描くことに没頭する。そんな俊を、幼なじみの夕が静かに見守っていた。そして、バサラ祭りが近づいたある日、麻生家を刑事が訪れ、兄の消息が知らされるのだった……。
奈良町周辺でロケが行われたほか、奈良町の軒先につるされている身代わり猿を、夕が母親と一緒に作るシーンがある。また、墨職人である俊の父が実行委員役、俊が人員整理係、夕が踊り手として参加するバサラ祭りのシーンが、三条通りで撮影された。

参考

ゆかりの場所またはロケ地:奈良町、元興寺、三条通り
製作年または公開年:平成15年(2003)製作・公開
製作会社:「沙羅双樹」製作委員会(日活、読売テレビ放送、ビジュアルアーツ、リアルプロダクツ)、制作プロダクション(リアルプロダクツ)
配給会社:日活、リアルプロダクツ
監督:河瀨直美
出演:福永幸平、兵頭祐香、生瀬勝久、樋口可南子、河瀨直美、ほか

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