室生寺の前から、室生川に沿って1キロほどさかのぼった渓谷の入り口にある神社。
延喜式(927年)内の古社で、祭神は、龍神、龍王と称される高龗神(たかおかみのかみ)。雨ごいの神として知られ、平安時代には朝廷からの崇敬があつく、度々雨ごいが行われ、龍神の室生として広く知られるようになったという。
神域には、雨や雲を支配する龍王が住むという「龍穴」があり、今日でも雨ごいの行事が行なわれている。龍穴を参拝する際は、拝殿で拝礼を済ませてから参拝する。
所在地:奈良県宇陀市室生1297
拝観時間:境内拝観自由