コウヤマキは本州、四国、九州に分布する針葉樹で、日本の固有種。 水に強いことから、風呂おけや水おけとして利用されてきた。また、古墳時代には木棺の材料として使われていた。 本来は高さ30メートルに達する高木だが、吉野山では仏前への供え花として使用されるため、先が切られて高さ7~8メートルほどで細かく枝分かれした独特の形状になっている。 県の天然記念物に指定されている。
所在地:奈良県吉野郡吉野町吉野山
コウヤマキの群落 2010年10月20日撮影 吉野郡吉野町