「奥千本・上千本・中千本・下千本」の桜の名所として古くから名高い。修験道の開祖、役行者(えんのぎょうじゃ)が蔵王権現を桜の木に彫って本尊としたことから、ご神木として桜が保護され、信者による苗木の寄進が行われてきた。 歌人・西行は吉野の桜を愛し、庵を結んだ。 大峰山脈の北の端にあたり、金峯山寺蔵王堂の門前町として尾根伝いに家々が並んでいる。 ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されている。
所在地:奈良県吉野郡吉野町吉野山
吉野山 桜 2010年4月10日撮影 吉野郡吉野町