※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)

概要

水の配分を司る天之水分大神(あめのみくまりのおおかみ)を主神とし、7柱を祭っている。創建については不詳。「みくまり」がなまって「みこもり」となり、子授けの神としての信仰を集めている。豊臣秀吉もこの地を訪れ、秀頼を授かったと伝わる。
三殿一棟造りの本殿、拝殿、幣殿、楼門、回廊などからなる現在の社殿は、慶長9年(1604)に豊臣秀頼が再建したもので、いずれも国の重要文化財に指定されている。ほかに、社宝として、木造の玉依姫坐像(たまよりひめざぞう、国宝・鎌倉時代、非公開)がある。
春にはシダレザクラ、初夏にはスズランが美しい。また、2004年7月には、ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録された。

参考

所在地:奈良県吉野郡吉野町吉野山1612
開門時間:8時00分~16時00分(4月のみ17時00分まで)

※コンテンツの著作権は、原則として奈良県に属します。当サイト上の文章・写真等の無断使用・転載、二次利用を禁止します。
Copyright (C) Nara Prefecture All Rights Reserved.