※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

與喜天満神社(よきてんまんじんじゃ)

概要

国天然記念物の與喜山暖帯林に鎮座し、学問の神として知られる菅原道真を祭神とする日本最古の天満宮。
創祀(そうし)は鎌倉初期と伝わり、倭姫命世記(やまとひめのみことせいき)にある「伊豆加志本宮」に比定される。
「長谷寺霊験記」によると、天慶9年(946)、神殿太夫武麿(こうどのたいふたけまろ)が長谷寺の瀧蔵権現へ参ると、天満天神(菅原道真)が雷神になって峰に降臨し、「私はこの良き山に神となって鎮座しよう」と語った。これが與喜天満神社の始まりとされる。
現在の社殿は、文政元年(1818)の再建である。
ふもとの初瀬川に架かる朱塗りの橋は、神社での連歌会に参加する人々が渡ったため、「連歌橋」と呼ばれる。
桜井市指定文化財として、本殿、天神坐像(主神)、木造天神坐像などがある。

参考

所在地:奈良県桜井市初瀬14
拝観時間:境内拝観自由

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