※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

与楽鑵子塚古墳(ようらくかんすづかこふん)

概要

貝吹山の南西丘陵に位置する直径約24メートル、高さ約7メートルの円墳。墳丘北側に幅約6メートルの掘り割りを設けている。
築造時期は、6世紀後半の早い時期と考えられている。
盗掘坑によって、南に開口する片袖式横穴式石室の存在が確認されており、玄室の長さは4.15メートル、幅3.15メートル、高さ4.5メートル以上。羨道部の長さは2メートル以上、幅1.4メートル、高さ1メートル以上とされる。
昭和58年(1983)3月15日に県指定史跡となった。
平成22年(2010)2~3月には、国史跡指定に向けた範囲確認のため、初めての発掘調査が行われた。今後、石室規模などの調査が引き続き実施される予定である。

参考

所在地:奈良県高市郡高取町

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