山辺御県神(やまべみあがたのかみ)を祭神とする、延喜式神名帳(927年)に記された古社。 境内の案内板によると、寛弘4年(1007)、関白・藤原道長が吉野金峯山詣での途中、ここで宿泊したなど、かつては社勢も盛んであった。 観音堂には十一面観音立像(重要文化財)が、また境内社には、春日神社、厳島神社が祭られている。
所在地:奈良県天理市西井戸堂町 拝観時間:境内拝観自由
山辺御県坐神社(西井戸堂町) 2011年1月26日撮影 天理市