江戸時代後半から、郡山藩内で観賞用の金魚の養魚方法が研究され始め、明治時代には郡山の産業として発展した。もともと郡山周辺にはため池が多かったうえ、休耕水田を活用して、農村でも養魚を盛んに行ったことから、近年まで生産量日本一を誇っていた。
そんな“金魚のまち大和郡山市”では、毎年8月の第3日曜日を「金魚すくいの日」とし、平成7年から「全国金魚すくい選手権大会」を開催。毎年多くの選手が参加し、熱戦を繰り広げている。
さらに、平成18年からは、市の地場産業である金魚について、また城下町・大和郡山について、楽しみながらより深く知ってもらおうと、「大和郡山・金魚検定」を実施している。
所在地:奈良県大和郡山市