※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

矢田寺(金剛山寺)(やたでら/こんごうせんじ)

概要

奈良県大和郡山市にある高野山真言宗の寺院。通称、「矢田寺」「矢田のお地蔵さん」の名で親しまれているが、正式名称は「金剛山寺」という。
約1300年前に大海人皇子(おおあまのみこ=後の天武天皇)が壬申の乱の戦勝祈願をし、勝利したので、七堂伽藍(がらん)48カ所坊を造営し天武天皇の勅願寺となった。
当初は十一面観世音菩薩と吉祥天女を本尊としていたが、平安初期に満米(まんまい)上人によって地蔵菩薩が安置されて以来、そちらが本尊となり、地蔵信仰の中心地として栄えてきた。
また、アジサイ寺としても広く知られ、初夏の境内には約60種1万株のアジサイが咲き誇る。

参考

所在地:奈良県大和郡山市矢田町3506
拝観時間:8時00分~17時00分

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